【最高】劇場版SAO オーディナル・スケールを観ての感想
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こんにちは。
先日、今話題の映画であるソードアート・オンライン-オーディナルスケール-を見に行ってきましたので、個人的に感じた見所と感想をネタバレなしで紹介したいと思います。
本作の時系列
初めに私自身、これまでSAOをアニメで見たことはあったのですが、小説などは読んだことはなかったので、本作品がどのような位置づけなのかを調べてみました。
アニメでいうと、テレビアニメで放送された1作品目のソードアートオンラインと2作品目のソードアートオンラインⅡに次ぐ物語なっています。
ですので、まず映画を見る前にその2作品を見ておくとより理解が深まると思います(公式サイトには過去の2作品をそれぞれ10分程度にまとめた動画もありますので簡単に振り返ることができます)。
登場人物紹介
ここで簡単に本映画での登場人物を紹介したいと思います(紹介文は公式サイトを参考に一部改変)。
キリト(CV松岡禎丞)
本名は桐ケ谷和人でキリトという名は、ゲームの中での名前(他の人物も同様)。
ゲーム中で殺されると実際に死んでしまうという悪夢のデスゲームであるSAOをクリアに導いた英雄。別名黒の剣士と呼ばれる。
アスナの彼氏。
アスナ(CV戸松遥)
本名は結城アスナ。
SAOでは閃光の異名を持つレイピア使いの少女。
キリトの恋人。
ユイ(CV伊藤かな子)
ヴァーチャル世界でキリトとアスナのことをパパ、ママと呼び親のように慕う。
人工知能(AI)で、妖精の姿をしている。
映画では、キリトのために調査を行い情報をもたらすなど大活躍を見せる。
リーファ(CV竹達彩菜)
本名は桐ケ谷直葉。
キリトの妹で、学校では剣道部に所属しその腕前は全国トップクラス。
本作品では、部活動の遠征のためゲームに参加できず、活躍の場面は少ない。
ALOでは風妖精族の魔法戦士となる。
シリカ(CV日高里奈)
本名は綾野珪子。
SAOでキリトに助けられたビーストテイマーの少女で、ヴァーチャル世界では小竜ピナを使役する。
ALOでは猫妖精族の姿をとる。
本映画では、自分がきっかけでアスナが事件に巻き込まれたと思い責任を感じる。
リズベット(CV高垣彩陽)
本名は篠崎里香。
SAOでキリトの腕を鍛え上げたマスターメイサーの少女。
アスナの親友で愛称はリズ。
シノン(CV沢城みゆき)
本名は朝田詩乃。
銃と鋼鉄のMMO(ガンゲイルオンラインGGO)で狙撃手としてプレイする少女。
キリトの助太刀によってトラウマを克服した。
現実世界では眼鏡女子だが、GGOの世界ではメガネ姿ではなくなる。
クライン(CV平田広明)
本名は壷井遼太郎。
ギルド(風林火山)を率いる刀使いで和装を好んで装備する。
気さくな性格でキリトとは腐れ縁の親友である。
本作では、事件に巻き込まれる。
エギル(CV安元洋貴)
本名はアンドリュー・ギルバート・ミルズ。
SAOでは商人であるとともに一流の斧使いとして勝利に貢献した。
実は生粋の江戸っ子。
ユナ(CV神田沙也加)
シリーズ初登場でカギを握る人物。
オーディナルスケール内で初のAR(拡張現実)アイドルとして人気を博す歌姫。
ゲーム内で彼女のステージに遭遇すると特殊な効果を得ることができる。
主にボス戦の時に姿を現し、戦闘の際BGMとして華麗な歌声を披露する。
エイジ(CV井上芳雄)
キリトたちの前に現れた謎の青年剣士。
オーディナルスケールないで高いランクを誇る。
ユナと行動を共にし、物語において重要なカギを握る人物。
重村教授(CV鹿賀丈史)
AR(拡張現実)デバイス<オーグマー>の開発者であり、日本における非侵襲式ブレイン・マシーン・インターフェース研究の第一人者。
東都工業大学の教授を務める。
見所
劇中歌として流れるユナの歌声
キリトたちがボスと遭遇するたびに戦闘BGMとして神田沙也加さんが演じるユナが歌う場面が度々あるのですが、その歌声がとても素晴らかったです。
どの曲もとても良い曲ばかりだったのですが、劇中では戦闘シーンで流れるためはっきりと曲が聞き取れない部分も時々あったので、サウンドトラックを購入して改めて聞きたいと思うほど素晴らしい曲でした(後に購入)。
また個人的な意見ですが、上記の曲は梶浦由紀さんが手がける音楽という事もあり、Fate(アニメ作品)で使われている曲調に似ている点も印象的で良かったです。
迫力の戦闘シーン
劇中では度々戦闘シーンがあり。先に述べた曲とも相まってとても迫力があり、鳥肌が立ちっぱなしで見ごたえがありました。
特に最後に現れるラスボスとの対戦の際の演出は、一見の価値ありでとても素晴らしかったです。
作り込まれたシナリオ
見たことがない人には、所詮若者向けのアニメでヴァーチャルな世界で仲間と協力して対戦して勝利を重ねていくといったような単純な話だと思われるかもしれませんが、シナリオも非常に作り込まれていて、ある事件が起こるのですが、その事件には様々な人物の思惑が隠されており、サスペンス映画としても十分に楽しめます。
また、キリトとアスナの互いへの思いや、今作で初登場の3人にもそれぞれの思いが複雑に絡み合い、とても深い作品です。
私も最後にすべての隠された真実が明らかになったときは、そうだったのかととても納得させられました。
エンディングが素晴らしい
EDでは今作の主題歌であるLISAの「Catcht the moment」が最高に良かったです。
これまでCMでしか一瞬しか聞いたことがなかったのですが、劇場で始めて聞いて映画のシーンと相まって鳥肌がたちました。
本作をカットごとに振り返ることができ、作品の名場面を振り返ることができると同時に、LISAの歌が絶妙にマッチしていて映画の余韻に浸ることができると思います。
感想
この映画は単なるヴァーチャル世界での戦いを描いた作品ではなく、仲間との友情、様々な人物の思惑、迫力のある戦闘シーン、戦いを盛り上げる劇中歌、余韻に浸ることのできるEDなど様々な側面からみて楽しめる映画であると感じました。 これまでに見てきたアニメ映画の中でも屈指の作品であったと思います。 ソードアートオンラインを観たいことがない人でも楽しめると思いますので、ぜひ劇場で見られることをオススメします。特典の小説も最高でした!
映画の特典として、小説「ソードアートオンライン ホープフル・チャント」がもらえました。 ユナとエイジが出会うまでの過程や、ユナが亡くなった理由、エイジの人格がどのように形成されていったのかなど劇場では知り得なかった情報を知ることができ、作品に対する理解が深まったと同時に読み応えがあり面白かったです。 この小説は公開3週目限定での配布とのことなので、もらえてよかったです(1、2週目はポストカードとのことでしたので、個人的にはたまたま土曜にいったらもらえてラッキーでした)。