イチロー選手の達成した偉大な記録一覧

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プロ野球とメジャーで長きにわたって活躍してきたイチロー選手。

彼はこれまで日米で数々の記録を成し遂げ続けています。

そこで、ここにイチロー選手がこれまでに達成した凄い記録をまとめて紹介します。

とはいえイチロー選手の持つ記録はあまりにも多すぎるので、ここではプロ野球記録とメジャー記録となっているものに絞って紹介していきます。

プロ野球記録

7年連続首位打者

1994年~2000年にかけて、イチロー選手はなんと7年連続で首位打者を獲得しています。

これはもちろんNPB記録で、首位打者7回獲得という記録は張本さんと並んで同一1位です。

それ以上に驚きなのが、その期間の最低打率が.342ということです。

また、この間は4年連続最多安打(1994~1998)、5年連続最多敬遠(1995~2000)を記録するなど、当時のプロ野球界でどれほど恐れられていたバッターであったかということを感じることができます。

5年連続全試合出場首位打者&両リーグ最多安打

イチロー選手はメジャーの中でもトレーニングの一つ一つをしっかりとこなす選手として有名で、その結果としてケガが非常に少ないです。

このことを示した記録がまさしく上記のタイトルで、まさしくイチロー選手の頑丈さと技術面が凝縮された称号といえます。

シーズン打率.380以上2回

打率.380以上を記録したことがあるのは、イチロー選手の他にバース、張本、大下しかいません。

一度記録したことがあるだけでも物凄いことなのに、イチロー選手は何度2度も達成しています。

この記録を持つ選手はイチロー選手唯一人です。

打率.380以上を記録したのは、1994年と2000年でそれぞれ打率.385、.387と四割に迫るのではないかというぐらいの高打率です。

この2年の打率は、NPBの歴代シーズン打率ランキングで2位と3位にランキングしています。

むしろ、イチロー選手が4割を打ったことがないことに驚かされる人もいるのではないでしょうか。

ちなみに過去にNPBで打率4割以上を記録した選手はおらず、1986年バースの打率.389が歴代シーズン最高打率となっています。

シーズン連続打席無三振

その数字はというとなんと216打席連続無三振というとてつもない記録です。

この記録は1997年の4月16日に竹清剛治投手から三振を喫して以来、6月24日に下柳剛投手に三振するまで続きました。

ちなみにこの年は全試合(当時は135試合)に出場したにもかかわらず、喫した三振はわずか36と驚異的な少なさです。

通算盗塁成功率

イチロー選手のNPB時代の通算盗塁成功率は.858(199盗塁33盗塁死)でこれは100盗塁以上を対象とした成功率で歴代1位の記録です。

また現在199盗塁ですので、仮にイチロー選手が日本に復帰した後、1盗塁して200盗塁以上を対象とした記録で見ると、前巨人の鈴木尚広を抜きトップに躍り出ます。

ちなみに日本ハムの西川選手は現在182盗塁を記録していて成功率が.858なので、イチロー選手が復帰すれば数字をみれば熾烈な争いになりそうです。

しかし、足も速い上、盗塁技術も抜群なイチロー選手ですが以外なことに、NPB時代は盗塁王を獲得した経験は1995年の一度(この年は49盗塁)しかありませんでした。

 

メジャー記録

新人シーズン最多安打242本

メジャー挑戦1年目からアメリカを驚かせる活躍を見せたイチロー選手。

この記録は、ジョージ・シスラーの233安打の記録を84年ぶりに更新し、結局この年は最多安打のタイトルを獲得。

それ以外にも、打率.350で首位打者、56盗塁で盗塁王などの活躍でア・リーグMVPのタイトルを受賞するなど、史上最強のルーキーとして世界中を驚かせました。

シーズン安打記録262本

これぞイチローの持つ記録として有名なのではないでしょうか。

2004年に達成した記録で、84年間破られていなかったジョージ・シスラー(4割を二回達成している名選手)の記録を破ったとのことで、当時大きな話題になり、後にこの記録はギネス記録となりました。

また、安打数リーグ2位の打者との安打の差は46本と、史上最多の差をつけての最多安打受賞となっています。

シーズン200安打以上10回&10年連続200安打

これもイチロー選手の記録として有名ですよね。

シーズン200安打以上10回という記録は世界最多安打記録を持つピート・ローズと並んで、ギネス世界記録に認定されました。

また、10年連続200安打となるとイチロー選手しかいない物凄い記録です。

これは当時、8年連続200安打という記録を持っていたウィリー・キラーの記録を108年ぶりに更新したもので、この記録もギネス世界記録に認定されています

シーズン単打225本

シーズン安打記録を更新した2004年に達成した記録で、ウィリー・キラー持っていたシーズン単打206本の記録を大きく上回り、106年ぶりに更新しました。

この年の安打数は前述のとおり262本ですので、この年はヒットのほとんどが単打だったといえます。

狙って内野安打を打てる高いバットコントールの技術を持つイチロー選手にしかできない記録です。

10年連続ゴールドグラブ賞

イチロー選手の忘れていけない能力の一つが、広い守備範囲とレーザービームと呼ばれる強肩を生かした外野守備力です。

イチロー選手はルーキーイヤーから10年連続で、守備のタイトルとされるゴールドグラブ賞を獲得しました。

この10回というのは残念ながら歴代1位ではありません(外野手としては歴代2位)。

しかし、球団数の多いメジャーにおいて10年連続というのはとてつもない記録だといえるので、紹介しました。

また日本時代を含めると17年連続で受賞したという事になり、恐ろしいほどの記録です。

最後に

ここまでイチロー選手の成し遂げた凄い記録を紹介してきました。

冒頭でも述べましたが、これらの記録はほんの一部に過ぎずまだまだ多くの記録を達成しているのですが、その中でも今回は突出している記録を紹介させていただきました。

この記事を読んで、イチロー選手の凄さを改めて感じて頂ければと思います。