【WBC2017】オーストラリア代表の出場選手を紹介する。
<!--Ads1-->
3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
ここでは出場選手の成績や特徴などをまとめています。
今回は、日本と同組で2試合目にあたるオーストラリアです。
WBCでの戦績
2006年:1次リーグ敗退
2009年:第1ラウンド敗退
2013年:第1ラウンド敗退
注目選手紹介
投手
トラビス・ブラックリー
2016年(Mex)
19登板 8勝8敗 防御率3.92 110.1回 62三振 WHIP1.44
通算(MLB)
82登板 9勝9敗 防御率5.23 WHIP1.40
先発/左投左打
メジャーをはじめ、韓国リーグやメキシカンリーグなどこれまで9球団を渡り歩いているベテラン投手。2014年には楽天に所属し3試合に登板した。
記録のある2013年の投球内容によると、145km/h前後の速球を中心にカッター、チェンジアップ、カーブ、スライダーを投げわけ、打たせて取る投球スタイル。
ワーウィック・サーポルト
2016年(MLB)
6登板 1勝1敗 防御率7.45 9.2回 10三振 WHIP2.07
2016年(3A)
18登板 7勝2敗 防御率2.30 74.1回 50三振 WHIP1.16
先発・リリーフ/右投右打
昨シーズンメジャーデビューした投手。メジャーでは振るわなかったが、3Aでは先発リリーフをこなし、安定感のある投球を見せた。
150km/h前後の速球を中心に変化球はスライダーとカーブがメイン。
リアム・ヘンドリックス
2016年(MLB)
53登板 0勝4敗 防御率3.76 64.2回 71三振 WHIP1.28
通算
150登板 8勝19敗 防御率4.87 WHIP1.40
リリーフ/右投右打
2009年WBC
長く先発で投げていたが結果が伴わず、2015年からは本格的にリリーフに転向した。
すると安定感のある投球を見せるようになり、2年連続で50試合以上に登板している。奪三振率も上がり、リリーフ転向後は2年連続で9.88を記録している。
オーストラリア代表で最も実績のある投手。
スティーブン・ケント
2016年(2A)
41登板 2勝3敗 防御率3.36 57.1回 61三振 WHIP1.42
リリーフ/左投左打
昨年は3Aでも1試合に登板した。
野手
アラン・デサンミゲル
(3A).200 0本 2打点 OPS.542
捕手/右投右打
昨シーズン、2Aで捕手を守り、盗塁阻止率33%を記録した。
ミッチ・デニング
2016年(独立)
.389 3本 23打点 3盗塁 OPS.951
外野手/右投左打
2009年、2013年、2017年WBC
独立リーグの新潟で3年間プレーしたのち、2015年はヤクルトに所属し64試合で4本塁打を放ち、阪神の藤浪からは7打数5安打を記録した。
昨シーズンは独立リーグで前半戦をプレーしたのち、後半戦はオーストラリアのリーグでプレーし打率と打点の2冠に輝いている。
戦力分析
オーストラリアはWBCで初の1次ラウンド突破を狙う。
代表メンバーの構成を見ると、オーストラリアリーグでプレーする選手とマイナーでプレーする若手選手が大半を占める。その中でもヘンドリックスや、ブラックリーなどメジャーで投げている投手に期待したい。
実力は未知数な部分が多いチームではあるが、若手が多く勢いづくと怖い印象がある。過去のオーストラリアとの戦いを見ても、日本としては侮れない相手である。