【WBC2017】イスラエル代表の出場選手を紹介する。
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3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。
ここでは注目選手の成績や特徴などをまとめています。
今回は、本戦初出場でメジャーリーガーも参戦するイスラエルです。
目次
イスラエル代表について
イスラエルは現在世界ランキングは42位とWBCに出場する国の中で断トツの最下位です。
WBCには2013年に初めて予選に参加しその時は敗退しましたが、2017年の予選ではメジャーリーガ-も参戦し、決勝で見事イギリスを破り本線初出場を決めました。
注目選手紹介
各選手の紹介は次の通りです。
・選手名
・成績
・所属
・ポジション
・主な国際大会出場歴
・特徴
投手
クレイグ・ブレスロウ
クレイグ・ブレスロウ
15登板 0勝2敗 防御率4.50 14回 7三振 WHIP1.79
通算
539登板 22勝29敗8S 防御率3.35 WHIP1.32
リリーフ/左投左打
レッドソックス時代の2013年には田沢、上原らとともにリリーフの一角としてワールド・チャンピオンに貢献した。
145km/h前後の速球を中心に変化球は主にチェンジアップとスライダーを投じる。
イスラエルではクローザーを務めると思われる。
ジェイソン・マーキー
通算
377登板 124勝118敗1S 防御率4.61 WHIP1.45
無所属
先発/右投左打
2004年から6年連続2桁勝利を挙げた実績を持つ。
140km/h前後のシンカーを中心にチェンジアップとスライダーを投じる。
どれくらい投げられるかは分からないが、現状イスラエルのエース。
野手
アイク・デービス
.214 0本 1打点 OPS.481
通算
.239 496安打 81本 291打点 OPS.746
一塁手/左投左打
選球眼が良い選手で通算の出塁率は.332と打率より1分近くも高い。また長打力もあり、メッツ時代の2012年には32本塁打を放った実績を持つ。
ユダヤ系アメリカ人であり、過去には世界大会にアメリカ代表として参加したこともあるが、2017年のWBCでは予選からイスラエル代表としてプレーしている。
タイ・ケリー
.241 1本 7打点 OPS.697
昨シーズンメジャーデビューしたスイッチヒッターの選手。
長打力は乏しい反面、マイナー時代から選球眼が非常によく、メジャーでも71打席で11四球を選び出塁率は.352を記録した。
サム・ファルド
出場無し
通算
.227 57安打 2本 22打点 OPS.632
外野手
昨シーズンは回旋筋腱板の手術を受けたため、シーズンを全休した。
打率は期待できないが、選球眼が良く出塁率はまずまず。守備力が高く、外野のどのポジションでもこなすことができる。
戦力分析
メンバー構成を見ると、マイナーの選手を中心にメジャーリーガーも参戦するという形になった。
一次ラウンドの同組は、韓国・台湾・オランダといずれも難敵で勝ち進むのは簡単ではないが、大きな差があるわけではなく、番狂わせも起こる可能性は十分にあるだろう。