2017年のプロ野球新助っ人外国人を一挙紹介する。
ここでは2017年に新たにNPBに加入する外国人選手について成績や特徴についてまとめています。
2017年新外国人選手一覧
現在両リーグ合わせて24名の新外国人の獲得が決まっています。
内、投手が17人と投手の獲得を最優先に考えているチームが多いことが分かります。
その中でも右投手が14人、左投手が3人と右投手の獲得が多いです。
各選手の項目は以下の通りです。
・前所属
・ポジション
・投打
・成績
・長所
・短所
・期待度
パリーグ
エドウィン・エスコバー
投手(先発、リリーフ)
左投左打
(3A)36試合 1勝2敗8セーブ 防御率3.64 WHIP1.50
長所:先発も中継ぎも経験しており、年齢も24歳と若い。
短所:特別すごいボールがあるわけでもなく球種も少ない。
期待度 ★★☆
カイル・ジェンセン
左投右打
(MLB).194 2本 5打点
(3A).289 30本 120打点 1盗塁
長所:3Aで通算4年間で89本塁打と長打力が持ち味。
短所:三振の割合が4打席に1度以上のペースと高い。
期待度 ★★★
マット・ダフィー
右投右打
(MLB).258 5本 28打点 8盗塁
長所:コンスタントに打率を残せる打撃と評価の高い三塁の守備。
短所:助っ人としては長打力が物足りないか。
期待度 ★★☆
ジミー・パレデス
右投両打
(MLB).222 5本 19打点
長所:メジャー通算20本塁打と左打席からは逆方向にもホームランを放つ。
短所:選球眼が悪く三振も多い。右打席は長打力に欠ける。
期待度 ★☆☆
西武
ブライアン・シュリッター
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)36試合 1勝2敗8セーブ 防御率3.64 WHIP1.50
長所:平均150km/hを超える速球をどんどん投げ込む。
短所:制球面に不安あり。
期待度 ★★☆
フランク・ハーマン
投手(リリーフ)
右投左打
(MLB)14試合 1勝2敗 防御率8.40 WHIP1.67
長所:ハーバード大出身のインテリ投手。平均150km/hを超える速球で三振を奪う力がある。
短所:トミージョン手術を受けた歴があり肩に不安がある。
期待度 ★★☆
ステフェン・ロメロ
外野手
右投右打
(3A).304 21本 85打点 1盗塁 OPS.902
長所:長打力が魅力で、3Aでは36試合で12本塁打したことも。
短所:メジャーでは94試合で打率.195と全く通用しなかった。
期待度 ★★☆
ゴンザレス・ヘルメン
投手(リリーフ)
右投右打
(MLB)40試合 2勝1敗1セーブ 防御率5.31 WHIP1.62
長所:150km/hの直球と精度の高いチェンジアップ。
短所:コントロールが非常に悪く、昨年の与四球率5.53。
期待度 ★☆☆
フィル・コーク
投手(リリーフ、先発)
左投左打
(MLB)6登板 0勝0敗 防御率3.60 WHIP1.70
長所:メジャー通算407試合登板と経験が豊富。
短所:近年はメジャーで投げる機会が減少しており、34歳という年齢も気掛かり。
期待度 ★★★
マット・ウェスト
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)39登板 3勝0敗6セーブ 防御率2.33 WHIP0.93
長所:野手から投手に転向した選手で伸びしろがある。
短所:得意としている変化球が少ない。
期待度 ★★★
セリーグ
広島
ライアン・ブレイジア
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)46登板 5勝3敗1セーブ 防御率3.56 WHIP1.14
長所:平均150km/hを超える直球を投げ、昨年の奪三振率は10.38。
短所:トミージョン手術を受けた歴があり肩に不安。
期待度 ★★☆
ラミロ・ペーニャ
右投両打
.299 1本 10打点 OPS.755
長所:両打で3割前後の打率を残せるユーティリティプレイヤー。
短所:これといった魅力がない
期待度 ★★☆
巨人
アルキメデス・カミネロ
投手(リリーフ)
右投右打
(MLB)57登板 2勝3敗1セーブ 防御率3.56 WHIP1.65
長所:最速164km/hの剛速球でバリバリのメジャーリーガー。
短所:コントロールが悪く、数字では元巨人のクルーンよりも悪い。
期待度 ★★★
ジョー・ウィーランド
投手(先発)
右投右打
(3A)26登板 14勝6敗 防御率5.43 WHIP1.55
長所:26歳と若く伸びしろがある。
短所:3Aの防御率は2015年が4.59、昨年が前述のとおりと安定感にかける。
期待度 ★☆☆
スペンサー・バットン
投手(リリーフ)
右投右打
(MLB)16登板 1勝1敗 防御率5.48 WHIP1.59
(3A)35登板 1勝11セーブ 防御率0.75 WHIP1.00
長所:3Aでは毎年奪三振率が10を超えており、昨年は14.75と圧倒的な投球。
短所:メジャーでは通算52試合で防御率6.26とさっぱりだった。
期待度 ★★★
フィル・クライン
投手(先発、リリーフ)
右投右打
長所:キレのある速球とスライダーで3Aでは奪三振率が高い。
短所:メジャーでは通算40試合で防御率5.50とさっぱり。
期待度 ★★☆
ローマン・メンデス
ボストンレッドソックス
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)32登板 4勝2敗2セーブ 防御率3.38 WHIP1.19
長所:平均150km/hを超える直球を投げ、年齢も26歳と若い。
短所:コントロールはアバウト。
期待度 ★★☆
エリック・キャンベル
右投右打
(3A).301 7本 47打点 7盗塁 OPS.837
長所:3Aで4年連続3割以上のバッティングで選球眼も非常によい。
短所:昨年阪神でプレーしたヘイグに打撃スタイルが似ている。
期待度 ★★★
ヤクルト
ブレストン・ギルメット
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)65登板 3勝3敗 防御率2.77 WHIP1.21
長所:コントロールが安定していて、3Aでは2年連続防御率2点台。
短所:メジャーでは通算19登板で防御率8.22と通用せず。
期待度 ★★★
ディーン・グリーン
右投左打
(3A).309 7本 36打点 OPS.849
長所:昨年3A、2シーズン目で3割を打った。
短所:メジャーでの経験がなく、実績が乏しい。
期待度 ★★☆
ロス・オーレンドルフ
投手(リリーフ)
右投右打
(MLB)64登板 5勝7敗2セーブ 防御率4.66 WHIP1.39
長所:150km/hを超える速球に決め球のスライダーとチェンジアップは威力抜群
短所:コントロールに多少の不安がある。
期待度 ★★★
デビット・ブキャナン
投手(先発)
右投右打
(3A)27登板 10勝9敗 防御率3.98 WHIP1.21
長所:コントロールがよく、打たせて取るピッチングが持ち味。
短所:奪三振率が極端に低くボールの威力に不安がある。
期待度 ★★☆
中日
エルビス・アラウホ
投手(リリーフ)
左投左打
(MLB)32登板 2勝1敗 防御率5.60 WHIP1.90
長所:インステップする投球フォームで左打者に効果的。
短所:通算与四球率は5点台と制球面に不安大。
期待度 ★★☆
ホルヘ・ロンドン
投手(リリーフ)
右投右打
(3A)43登板 6勝4敗12セーブ 防御率2.67 WHIP1.20
長所:平均155km/hの直球には威力がある。
短所:これだけのボールがあるにも関わらず、三振を奪うタイプではない。
期待度 ★★☆
アレックス・ゲレーロ
(3A).125
長所:長打力があり、かつてはメジャーでも大きく期待されていた選手。
短所:選球眼が非常に悪く、三振も4打席に1度の割合と淡白な打撃。
期待度 ★☆☆