2017年 メジャーリーグ(MLB)で活躍が期待される注目選手
いよいよ開幕した2017年のメジャーリーグ(MLB)。
そこで、今シーズン活躍が期待できる注目の12選手を紹介します。
MLB注目選手
メジャーリーグは球団も多く選手数もとても多いので、素晴らしい選手は数多くいます。したがって、どの選手に注目すればよいか分からない方もいるのではと思います。
この記事では、たくさんいるスター選手の中でも今シーズン活躍が間違いない選手を厳選して紹介します(掲載している成績は昨シーズンの成績になります)。
ダルビッシュ有
テキサス・レンジャース
右投右打/先発
7勝5敗 100.1回 132三振 防御率3.41
今シーズンメジャーでは初の開幕投手を任された日本を代表する投手。
150km/hを超えるまっすぐと多彩な変化球で、奪三振を量産する。
メジャーにおいてもその実力は屈指で、ケガさえなければサイヤング賞を狙えるほどである。
クレイトン・カーショー
左投左打/先発
12勝4敗 149回 172三振 防御率1.69
メジャーを代表する投手の一人で、ナンバーワンピッチャーとの呼び声も高い。昨シーズンはケガにより登板機会が少ないながらも、さすがの成績を残した。
これまでに歴代5位タイのサイヤング賞3回、最多勝2回、最優秀防御率4回(歴代7位タイ)、最多奪三振3回など輝かしい実績を誇る。
150km/h前後のフォーシームとキレのあるスライダー、落差の非常に大きいカーブで三振を量産し、コントロールも超一流。
前田健太と同じチームなので見る機会も多いかもしれない。黒田とはドジャース時代に一緒にプレーした経験があり、互いを尊敬しあっている。
マックス・シャーザー
右投右打/先発
20勝7敗 228.1回 284三振 防御率2.96
メジャーを代表する剛腕投手。スリークォーター気味のフォームから160km/hに迫るフォーシームとキレのあるスライダー、チェンジアップで奪三振を量産する。
サイヤング賞を2回、ノーヒッターを2回など、抜群の実績を誇る。
虹彩異色症のため、右目が青色で左目が褐色であることでも知られている。
アロルディス・チャップマン
左投左打/クローザー
4勝1敗36S 58回 90三振 防御率1.55
メジャー1の最高球速105マイル(約169.1km/h)と平均球速を記録する剛腕クローザー。
常時160km/h以上を記録する真っすぐとスライダーで驚異的な三振率を誇る。
田中将大と同じチームなので、田中の登板試合で多く目にするかも。
ヤディエル・モリーナ
右投右打/捕手
.307 8本 58打点 3盗塁 OPS.787
世界一の捕手とも呼ばれるほどのキャッチャーでリード、肩、キャッチングなど捕手に必要な技術はすべて超一流。打撃もキャッチャーとしては一流。
モリーナ三兄弟と呼ばれ、二人の兄もメジャーを代表するキャッチャーだったとして有名。
ミゲル・カブレラ
右投右打/一塁手
.316 38本 108打点 OPS.956
メジャーを代表する強打者で、2012年にはメジャーで32年ぶりとなる三冠王を獲得した選手。既に殿堂入り間違いなしと呼ばれている。
やわらかいバッティングでどんな球にも対応する。
ホセ・アルトゥ―べ
右投右打/二塁手
.338 24本 96打点 30盗塁 OPS.928
3年連続200安打を記録している安打製造機。
この選手の一番の魅力は現役メジャー選手最小の168cmでありながら、パンチ力のある打撃、盗塁王も獲得する脚力、ダイナミックな守備と走攻守揃っている点である。
イチローの10年連続200安打の記録が破られるとすれば、この選手!
青木宣親と同じチームの為、テレビ中継で見られることが多いだろう。
クリス・ブライアント
右投右打/三塁手
.292 39本 102打点 8盗塁 OPS.939
2015年にメジャーデビューをした選手で、その年いきなり26本塁打・99打点を記録し史上20人目となる満票での新人王に選ばれた。
昨年はさらに成績を伸ばし、カブスの世界一に大きく貢献した。シーズンオフには30人中29人から1位の票を集め、ナ・リーグのMVPを獲得した。今後のメジャーを引っ張っていくであろう選手。
コーリー・シーガ―
右投左打/遊撃手
.308 26本 72打点 3盗塁 OPS.877
昨シーズン、メジャー2年まで大ブレイクを果たした選手。
攻守にハイレベルな成績を残し、ブライアントに次ぐ史上21人目となる満票での新人王に選ばれた。さらにはMVP投票でも3位に入るなど、これからのメジャーを背負う選手。
兄のカイルもメジャーのマリナーズでプレーし主軸を務めるほどの選手。
マイク・トラウト
ロサンゼルス・エンジェルス
右投右打/外野手
.315 29本 100打点 30盗塁 OPS.991
2011年にデビューし規定打席に到達した翌年以降、走攻守ハイレベルな成績を残す選手で25歳にして2度のMVPを受賞している。
通算成績は打率.306、168本塁打、143盗塁、出塁率.405、OPS.963といずれも優れており、将来の殿堂入り候補。
ブライス・ハーパー
右投左打/外野手
.243 24本 86打点 21盗塁 OPS.814
抜群の身体能力を誇り、トラウトとともにメジャーの看板選手としての活躍が期待されている選手。
2015年は打率.330、42本、99打点、OPS.1109を記録しまさしくメジャーを代表する成績を残したが、昨年はケガもあり成績を大きく落とした。しかし、四球はリーグ一位の20敬遠を含む108四球を記録し、出塁率は.373と高水準だった。
今シーズンはスプリングトレーニングで8本塁打するなど好調で、復活が期待できそうだ!
ムーキー・ベッツ
右投右打/外野手
.318 31本 113打点 26盗塁 OPS.897
メジャー4年目の選手で、2015年に初めて規定打席に到達し活躍すると、昨年はさらにレベルアップし、走攻守ともに文句のない成績を残した。その活躍が評価され、外野手部門でシルバースラッガー賞とゴールドグラブ賞をともに初受賞。MVP投票でも2位に入った。
今シーズンの活躍次第で、メジャー屈指の外野手としての地位を不動のものにできるだろう。
- 作者: 友成那智,村上雅則
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