巨人の二塁手争いが熱い!候補選手の紹介と定位置を掴むのは誰か予想
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巨人のポジションで毎年レギュラーが決まらないのが、セカンドです。
そのため2018年シーズンも二塁手争いが激しくなりそうです。
そこで今回は、巨人の二塁手候補を紹介し、今シーズンレギュラーを掴むのは果たして誰なのか予想したいと思います。
昨シーズンの二塁手事情
昨シーズンは開幕戦からしばらくは一番で中井選手の起用が続き、序盤は打撃も好調でハマっていましたが、間もなく調子を落とし、チームも打線がつながらず交流戦では13連敗を喫するなど打線の不振がチーム成績に大きく影響してしまいました。
その後、しばらくは二塁手を固定できずにいましたが、高橋由伸監督は7月12日からこれまで三塁で出場することが多かったマギー選手を二塁にコンバートするという決断にでました。
マギー選手を二塁で起用して以降は打線もつながり始め、最終的にチームはBクラスとなる4位に沈んでしまいましたが、チームも本来の姿を取り戻しました。
2018年シーズン二塁手候補選手
それでは、2018年シーズンの巨人の二塁手のレギュラー候補を見ていきたいと思います。
ケーシー・マギー
2017年成績:打率.315/18本/77打点
4年ぶりの日本球界復帰ながらも、開幕からその打棒を発揮。
シーズン中盤からは二塁手として起用され、強打の2番としてチームに貢献しました。
不安視されていた二塁の守備も、そつなくこなした印象で今シーズンもセカンドを守れる選手がでてこなければ、引き続きマギー選手が二塁を守る可能性もあると思います。
吉川尚輝
2017年成績:打率.273/0本/0打点
2016年ドラフト1位で入団し、今シーズン2年目を迎えます。
守備面での評価はすでに高いので、レギュラーをつかむためには打撃の向上が課題の選手です。
ルーキーイヤーは打撃に苦しんだが、シーズン中盤からはファームで結果も少しずつ出始め、シーズン最終戦となった1軍の試合には二番セカンドでスタメン出場し、3安打に盗塁も記録するなどし来シーズンに期待を持たせる活躍でした。
そして迎えた今シーズンは、キャンプからバッティングでアピール。
紅白戦では3安打を放つなどアピールを続けており、このまま打ち続ければ、開幕セカンドスタメンも濃厚なのではないでしょうか。
中井大介
2017年成績:打率.249/5本/15打点
昨シーズンは開幕から一番セカンドとして大抜擢され、序盤は結果を残しましたが長くは続きませんでした。
しかし、その後も出場機会はあり、最終的にはキャリアハイの90試合に出場しました。
以前から注目されてきた選手なので、今シーズンはさらに成績を伸ばすことを期待したいです。
立岡宗一郎
2017年成績:打率.208/0本/10打点/OPS.504
俊足巧打のスイッチヒッター。
2015年シーズンは中堅手のレギュラーとして打率3割をマークするなど活躍しましたが、ここ2シーズンは彼本来の打率は残せずにいます。
本職は外野手ですが、1軍の試合でも二塁手で43試合の出場経験がありますので、セカンドでも出場機会をうかがっていると思います。
山本泰寛
2017年成績:打率.182/1本/7打点
粘りが身上のバッティングと堅実な守備でこれぞ2番セカンドらしい選手。
昨シーズンは、最終戦にプロ初ホームランが満塁ホームランとなり劇的な活躍でシーズンを終えました。
しかし、トータルで見れば打撃力が1軍レベルには程遠いので、持ち前の粘り強いバッティングに磨きをかけてほしいです。
辻東倫
2017年成績:打率.250/0本/1打点
昨シーズン1軍では18試合に出場。二塁手としての出場機会もありました。
打撃を期待されている選手なので、バッティングの成長が出場のカギを握るでしょう。
吉川大幾
2017年成績:出場無し
巨人加入1年目の2016年は守備固めを中心に50試合に出場しましたが、昨シーズンはプロ入り以来は初の出場無しに終わりました。
中日時代は立浪の後継者ともいわれていたほど期待されていた打撃も、昨シーズンは2軍でも打率.238、1本しか打てず。
今シーズンは生き残りをかけたシーズンとなりそうです。
寺内崇幸
2017年成績;打率.245/1本/6打点
堅実な守備が持ち味のスーパーサブで長年巨人を支えてきた選手。
昨シーズンは4年ぶりにホームランを放つなど、少ない打席ながらバットでも貢献しました。
今年で35歳になりスタメンは難しいかもしれませんが、今シーズンもスーパーサブとして頑張ってほしいです。
脇谷亮太
2017年成績:打撃.250/0本/0打点
昨シーズンは二塁での出場は少なく、一塁手の守備固めなどを中心に50試合の出場に終わりました。
今年で37歳のベテランですが、まだまだ二塁手としての出場も狙っていると思います。
今シーズン定位置を獲得するのは誰か?
現時点では、2年目の吉川尚樹選手が最有力だと思います。
守備走塁の能力はすでにトップクラスで、課題のバッティングも伸びてきていますので、今シーズンは開幕二塁スタメンも十分狙える位置にいると思います。
次点では昨シーズンも二塁を守ったマギー選手でしょう。
しかし、今シーズンは三塁を守っていた村田選手が退団し、その後釜として期待されている岡本選手もまだスタメンで出れる能力はない印象があります。
そのため、マギー選手は三塁での出場が主となるのでないでしょうか。
彼ら以外の若手選手は、どの選手の打撃力が乏しく正直どんぐりの背比べ状態です。
セカンドは本来守備力が最重要視されるポジションですが、昨シーズンも打撃が振るわず低迷した巨人ですので、高橋監督は多少守備力に眼をつぶってでも、打撃力の高い選手を起用することが予想されます。
そのため、いずれの選手も打力の向上が出場のカギを握りそうです。
果たして、今シーズンの巨人の二塁手をつかむのはだれなのか?注目してみていきたいです。