野球とサッカーの年俸を比較する

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野球とサッカーはともに日本人にはよく知られたスポーツで、将来の夢としてプロ野球選手とプロサッカー選手を挙げられることも多い憧れの職業ですよね。

今回は両者の年俸事情に注目してみたいと思います。

プロ野球選手は、ニュースなどで契約更改が取り上げられた際、1億円プレーヤーと言われることが多いように1億円以上を稼ぐ選手は多くいます。しかし、プロサッカー選手で1億円以上もらう選手は少ない印象があります。

 そこで、野球選手とサッカー選手の年棒はどちらが高いのかを比較してみたいと思います。

それぞれの平均年俸

 

NPBJリーグが発表している全選手の平均年俸は次のとおりです。

 

プロ野球(NPB)

3,678万円(2014年・支配下選手のみ対象)

 

・サッカー(Jリーグ)

2106万円(2016年・J1チームを対象)

 

このようにプロ野球選手とプロサッカー選手では約1500万の差があります。

次は、それぞれの競技ごとの年俸ランキングを見てみます。

 

両者の年俸ランキングを比較

 

プロ野球(ランキングは2014年シーズンのもの)

1位:黒田博樹 6億円 2位:金子千尋 5億円     3位:中村剛也 4億1000万円

1億円以上のプレーヤー 61人 500万円以下のプレーヤー 22人

 

サッカー(ランキングは2016年シーズンのもの)

1位:遠藤保仁 1億6000万円 2位:中村俊輔 1億3000万円  3位:中澤佑二 1億2500万円

1億円以上のプレーヤー 9人 1,000万円に満たないプレーヤー 222人

こうしてみると最高年俸は野球とサッカーでは大きな開きがあります。

活躍している選手ほど、両者の年俸に大きな差が見られますね。

このように全体的に年俸はプロ野球のほうが高いことがわかりました。

それではプロ野球の年俸が高い理由を明らかにしていきます。

 

 

年俸が野球>サッカーである理由

 

理由1 試合数

プロ野球は年間で143試合(2016年シーズン時点)あり、シーズン中ほぼ毎日といっていいほど試合が行われます。

一方のJリーグは年間で34試合(2016年シーズン時点)とプロ野球の4分の1ほどしかありません。

試合が多いほど、必然的に観客動員数に差がでるため、プロ野球選手の年俸のほうが高くなっているようです。

 

理由2 チーム数

プロ野球はご存知のようにセリーグパ・リーグを合わせて12チームあります。

一方のJリーグは、J1だけで18チーム、J2、J33をふくめると54チームもあります。

このようにチーム数が多いため、ファンの奪い合いとなってしまい、チームの収益が低下してしまいます。 

 

最後に

このような理由から野球選手とサッカー選手の年俸に開きが見られるようです。

どちらの競技にもいえますが、特にサッカー選手は活躍できる時期が短いですし、稼げる選手も少ないとなるととても大変な職業であるといえますね。