【WBC2017】イタリア代表の出場選手を紹介する。

            <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:takegatari:20170309180832p:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/takegatari/20170309/20170309180832.png" alt="f:id:takegatari:20170309180832p:plain" /></p>

 

第4回WBCに出場する注目選手の成績や特徴などをまとめています。

今回は、過去3回いずれも本戦に出場し、前回大会では予想を裏切る躍進を見せたイタリア代表です。

 

目次

注目選手紹介

各選手の紹介は次の通りです。

・選手名

・昨年の成績(特記事項の無い選手はMLBでの成績)

・所属

・ポジション

・主要国際大会出場歴

・特徴

投手

アレッサンドロ・マエストリ

12登板 0勝0敗 防御率2.33 19回 15三振

群馬ダイヤモンドペガサス独立リーグ

先発・リリーフ/右投右打

2006年、2009年、2013年WBC、プレミア12

2012年から4年間オリックスで投げていた投手で、先発やリリーフで通算96試合に登板した。

昨シーズンは韓国球界でプレーした後、シーズン途中より過去に所属したことのある群馬に復帰した。

インステップから140km/hを超える速球とスライダーが中心のピッチング。

バット・ベンディット

15登板 0勝0敗 防御率5.73 22回 19三振 WHIP1.59

シアトル・マリナーズ

リリーフ/両投両打

2013年WBC

2015年にメジャーデビューした投手で、近代のMLBでは史上2人目の両投げの投手である。右打者に対して右で投げ、左打者に対しては左から投じる。

右は140km/hを超える速球に縦に割れるカーブを投げ、左は140km/hに満たない速球にスライダーが中心。

グラブはすぐに付け替えられるように、特注の6本指の入るグラブを使用する。

野手

フランシスコ・セルべリ

.264 1本 33打点 6盗塁 OPS.699
捕手/右投右打
2009年WBC
選球眼が非常にいい選手で、出場試合数は年によって大きく異なるが4年連続で.370台の出塁率を記録している。
守備はうまいとは言えず、盗塁阻止率も例年平均を下回っている。
父親がイタリア出身のため、イタリア代表として出場する。

ドリュー・ブデラ

.285 4本 16打点 OPS.808

カンザスシティ・ロイヤルズ

捕手/右投右打

2013年WBC

昨シーズンはシーズン通してペレスのバックアップを務めた。

例年打率は2割にも満たないが、今シーズンは突如開花。運にも恵まれ、これまでの成績を大きく上回る成績を残した。

一方守備面では昨シーズン38%を記録した盗塁阻止率は25%に落ち込んだ。

クリス・コラベロ

.069 1打点 OPS.225

クリーブランド・インディアンズ傘下

一塁手・外野手(左翼手)/右投左打

2013年WBC

アメリカ国籍であるが、母親がイタリア人であるためイタリア代表で出場した。

昨シーンは101試合の出場で打率.321、15本54打点の成績を残すも、今シーズンは薬物違反もあり、出場機会が激減した。

ロブ・セゲイン

.233 2本 9打点 OPS.671

ロサンゼルス・ドジャース

一塁手三塁手・外野手/右投右打

昨シーズンメジャーデビューを果たした選手で40試合に出場し17安打を放った。

3Aでは103試合で打率.319、21本塁打を放つなど結果を残している。

ダニエル・デスカルソ

.264 8本 38打点 3盗塁 OPS.773
内野手(主に遊撃手)・外野手/右投左打
選球眼が平均以上で昨シーズンの出塁率は.349であった。
守備の評価は低い。

キャビン・チェッキーニ

.333 2打点 OPS.1095
遊撃手/右投右打
昨シーズンの9月にメジャーデビューを果たし4試合に出場し2安打を放った。
117試合に出場した3Aでは打率.325で8本塁打と好成績を残した。
守備面の評価も高い選手。

ブランドン・ニモ

.274 1本 6打点 OPS.666
外野手/右投左打
昨シーズンメジャーデビューを果たした21歳の期待の若手で、32試合に出場し20安打を放った。
3Aでは97試合に出場し、打率.352で11本塁打を記録するなど圧倒的な成績を残した。

ジョン・アンドレオ―リ

.256 12本 61打点 43盗塁 OPS.770
外野手/右投右打
メジャー経験こそないが、2015年から3Aでプレーしている選手で、選球眼の良さと俊足が売りの典型的なリードオフマンタイプ。
出塁率は3Aで2年続けて.372以上をマークし、盗塁もここ2シーズンで76盗塁している。

戦力分析

イタリアはメジャーやマイナーリーガーと独立リーグでプレーする選手が混合する編成となっています。

プールDはメジャーリーガーを多数要するベネズエラプエルトリコ、メキシコといずれも強豪国が揃っており、一次リーグ突破は非常に厳しい。

そのような状況ではあるが、前回大会でみせたような大物食いを期待したい。